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pippi__25のブログ

ジャニヲタの戯れ言

彼らが本気で編むときは、を鑑賞しまして

映画『彼らが本気で編むときは、』を観てきました。

Twitterでも感想を言ったんですけど、言い足りなくてはてブロ登録しちゃいました(笑)


以下、ネタバレを含むためご注意ください














映画『彼らが本気で編むときは、』は、生田斗真演じるトランスジェンダーのリンコさん(体はすでに工事済)と桐谷健太演じるマキオの元に、母親が新しい男を作って家に戻らないため、マキオの元へ行くようにと言われたマキオの姪っ子であるトモがやってくるところから話は展開します。



まずトモの育児放棄されており、ご飯はいつもコンビニのおにぎりとカップ味噌汁である寂しさからの【学校では笑ってるけど本当は辛いんだ】的演技が突き刺さり涙が出まして。


ホモって言われてイジメられてる友達がいるのに、そのイジメを見て見ぬふりしてしまうトモが現代のいじめ問題における傍観者としての大半の子供たちを表現していました。


マキオのもとへ行き、リンコさんと対面を果たしたトモが、明らかに男の人の体格をしているリンコさんを見て動揺しつつも、母親が作ってくれない手料理を作ってくれたリンコさんに少し心を開き、遠慮していらないって言ったお弁当を作ってくれたリンコさんへ素直に嬉しかったと伝えることで徐々に距離を縮めていく様子が丁寧に描かれていました。


3人で日々を過ごしていく中で、トモたちに色んなことが起きるんだけど、そこでリンコさんが編み物を編む理由を知り、トモがリンコさんの存在を受け入れて大切に感じていくんですよね。


リンコさんにとってラッキーなことは、中学の頃に母親がリンコさんの心の状態を真正面から受け入れて女の子として扱ってくれたこと。

反対に、トモのいじめられている同級生は自分がトランスジェンダーであることに気づき始めて、好きな先輩への想いを綴った手紙を書くんだけど、自分の部屋に置いていたら小池栄子演じる母親に見つかり破り捨てられていて、それを苦に自殺を図ってしまう。

なんとか未遂で済んだものの目覚めた息子(娘)に対してあなたは間違ってると言ってしまうくらいにトランスジェンダーについて理解が全くない。


家族(特に母親)が自分の問題を受け入れてくれるって、とっても大事なことだと思うんです。

学校に居場所がないのに家にも居場所がない。心を休められる場所がないから逃げ道として死を選んでしまったんだと思います。

睡眠薬で描いた魚が、自由になりたかった、好きに生きたかったという気持ちを表現していたんでしょう。



途中で児童相談所の人が通報を受けて(多分いじめられている同級生の母親から)、トモの様子を見に来るんですけど、帰り際にトモがリンコさんに抱きしめられている様子を見て分かりづらいけど一瞬目を見張るんですよね。

他人から見ても3人の関係は家族になっていたんだと思います。



トモの母親が迎えに来て、トモはやっぱりお母さんと一緒にいたいって思うんです。

トモにとって母親がやっぱり一番の存在で、それはどうしても越えられないけれど、それでも60日をリンコさんとマキオと過ごしたことで2人のこともとっても大切な存在になって。

きっとリンコさんがトモの第2の母親になったんだと思います。





映画の中で時々クスッと笑えるシーンもあって、そこはもちろんクスッとなれるんですけど、鑑賞中近くに座っていた中高年の男性が、【トランスジェンダーに関して理解がないであろう人が反応するであろうシーン】でたびたび鼻で笑っていて、とっても不快だったんです。

でも、途中から身を乗り出すように鑑賞されていて、この映画がこの問題に関して一人の人間の認識を変えたのでは、と感じました。



トランスジェンダーについての問題ももちろん取り上げていたんですけど、なにより親子の愛を一番のテーマに挙げた映画だと強く感じました。



リンコさんとマキオ、トモの関係が少しずつ変わっていくところももちろんですが、何よりリンコさんがどんどん美しくなっていくところも見どころです!



リンコさんの優しさ、トランスジェンダーとして受ける差別や偏見、理不尽を飲み込んで我慢して、どうしても耐えられない時は編み物をすることで気持ちを昇華させる心の強さはちょっとしたことでムッとなってしまう自分が見習いたいところでした。


マキオの優しさ、リンコさんの存在自体を愛しているところは本当に一人の男性としてとても素敵で、リンコさんとトモの関係を見守っている姿がとても印象的でした。


トモの心の中の寂しさをチラつかせながらも自分の信念を貫く真っ直ぐな瞳、周囲から向けられるリンコさんへの偏見や差別に心から怒ることが出来る優しさ。



リンコさんの母親の娘を何よりも大切に想う気持ちや、トモの母親の母親としてどうしたら良いのか分からない戸惑いの気持ち、登場人物の一人ひとりがとっても魅力的でした。





初投稿かつ映画の感動冷めやらぬままに書き連ねた文で、とても読みづらかったと思いますが、ご精読ありがとうございました!




初投稿がまさかの生田斗真ネタでありましたが、関ジャニ∞村上信五のファンですので今後はそっちのブログを投稿する予定です。